2. 【メルカリの意識調査】「脱・節約」志向が顕在化
調査では、家計対策を「収入増」と「支出削減」のどちらに重きを置くかも尋ねています。その結果、3人に1人(32%)が「収入を増やす」方向を選択する「脱・節約派」であることが判明しました。
「収入を増やすことにも力を入れたい」と答えた人まで含めると約7割に達し、生活者のマインドは節約一辺倒から「攻めの家計防衛」へと変化しています。背景には、終わりの見えない物価高と、節約だけでは限界があるという切実な状況があります。
3. 【メルカリの意識調査】「103万円の壁」撤廃が追い風に
今年から制度が見直された「年収の壁」も、意識の変化に大きく影響しています。これまで「103万円の壁」により働く時間を制限していた人のうち、約4割が「今後は働く時間を増やしたい」と回答しました。
実際に働く時間をすでに増やした人も9%おり、働き方の選択肢が広がったことが収入増への意欲を後押ししています。1人あたりの平均増加希望時間は月13.3時間と、生活に無理のない範囲で収入を補填しようとする姿勢が見て取れます。