2. 南海電鉄・汐見橋線にある無人駅「木津川駅」

木津川駅のプラットホーム

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出所:@adusa2gou

話題となった木津川駅は、南海電鉄にある南海高野線(汐見橋線)の無人駅です。大阪市内中心部にありながら、列車本数は30分に1本程度と少なめ。

このポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「難波に近い所とは思えないほど閑散としてる」
  • 「都会の秘境駅だ」
  • 「汐見橋線かと思ったら汐見橋線だった」
  • 「前に行った時はもっと荒れ果ててた」

など、多くのコメントが寄せられました。

投稿主の@adusa2gouさんに木津川駅を訪れた経緯を伺うと、「南海汐見橋線に乗り、その映像を撮りに行く為でした。列車で起点の汐見橋駅から終点の岸里玉出駅まで乗車し、そこから歩いて沿線の写真や列車の映像を撮りながら木津川駅まで歩き、そこから再び列車に乗りました」とのこと。

駅の印象については、「汐見橋線を象徴するような駅だと思いました。汐見橋線は正式には南海鉄道の主要路線である南海高野線の一部ですが、現在は高野線本線と線路は繋がっておらず、大阪市内でありながら30分ごとしか列車が走らず、列車も2両編成の短い電車です。汐見橋線が高野線本線として使われていた時代には木津川駅は紀伊山地からの木材を積んだ貨物列車がやってきて駅と接続した港で木材を船に乗せ換えていました。しかし今は港が埋め立てられて消滅し、貨物列車も無くなり、旅客電車も難波方面にルートが変えられ路線も駅も寂しい状態になってしまったのです」と@adusa2gouさん。

続けて、「レスを見ると少し前までは駅前に廃材が放置されたりトイレも手入れされず、現状以上に近づきがたい雰囲気だったらしいですね。地元大阪の人達にも『大都市内の秘境駅』と思われているようです。

それでも多少駅周辺が綺麗になり近くに物流センターができて前抜きな変化もあるようです」と教えてくれました。

投稿の反響については、「一部のレスに雰囲気怖すぎて肝試しに使えそう、と言う反応がありましたがこれは絶対やめてもらいたいです。近隣に住宅地もありますし夜に騒ぐ人が現れて騒動になると問題になって駅設備の一部封鎖や撤去もありますので。見学される方は周辺の配慮を持ちながらしてほしいですし、出来れば電車を利用して訪れるのがベストと思います」と話してくれました。