2. 【独身女性】老後資金をシミュレーション
老後に受け取る年金額や自身の貯蓄額、老後の生活費は世帯によって異なるため、ここでは前述の平均支出額や収入額から算出してシミュレーションをおこないます。
シミュレーション期間は、一般的なリタイアの年齢である65歳から、長生きした場合を想定して95歳までとします。
2.1 ケース1:自営業・フリーランスの方(国民年金のみ)
年金収入:年67.2万円(月5.6万円)
支出:年196.8万円(月16.4万円)
年間不足額:約130万円
30年間の不足額:約3900万円
2.2 ケース2:会社員・公務員の方(厚生年金)
年金収入:年175.2万円(月14.6万円)
支出: 年196.8万円(月16.4万円)
年間不足額:約21万円
30年間の不足額:約630万円
自営業やフリーランスの方などで収入が年金収入のみの方は、毎月約10万円が不足する可能性があります。一方、会社員や公務員が加入する厚生年金の場合だと、月2万円ほどが不足することがわかります。
これらを踏まえると、独身女性が老後に必要とする貯蓄額は1000万〜3000万円程度が目安になるでしょう。
上記はあくまで、平均額から算出した大まかなシミュレーションです。実際のシミュレーションでは、下記の項目も含めて計算すると、より正確なシミュレーションが可能です。
【支出】
- 趣味に関する費用(旅行や習い事など、別途費用が必要な趣味)
- 住居に関する費用(家賃、修繕費、マンション管理費、更新料、住居購入費など)
- 車に関する費用(保険料、車検代、ガソリン代、駐車場代、新車購入費用など)
- 家族に関する費用(親の介護に関する費用、帰省費用、冠婚葬祭など)
【収入】
- 生命保険の満期金、解約金
- 臨時収入 など
上記の項目は、独身女性が抱える「老後のリスク」とも関係しています。次の章で具体的に見ていきましょう。