2. 国家公務員になる理由、最多は「公共のために仕事ができる」
人事院が2024年度の採用職員に対して実施したアンケートをもとに、国家公務員になった理由を紹介していきます。
国家公務員になろうとした主な理由の回答割合は、以下のとおりでした。
※3つまで選択可
- 公共のために仕事ができる:73.6%
- 仕事にやりがいがある:56.3%
- スケールの大きい仕事ができる:54.9%
- 性格・能力が適している:31.7%
- 堅実で生活が安定している:18.6%
- キャリア形成として有効である:18.1%
- 専門性を身に付けることができる:12.0%
- 職場の雰囲気がよい:11.7%
回答者の7割以上が「公共のために仕事ができる」と回答しています。また「仕事にやりがいがある」や「スケールの大きい仕事ができる」が5割超、「性格・能力が適している」が3割超となっています。
社会全体に貢献できる職務内容や、国の経済・安全保障など国家全体を動かすような規模の大きな仕事ができる点に、魅力を感じている人がいるようです。
次章では、国家公務員のキャリア観を見ていきましょう。