4. 「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で老後の年金額の確認をしよう
本記事では、おひとりさまシニア世帯における「家計の内訳」や「貯蓄実態」について紹介していきました。
現代の社会環境では、おひとりさまとしての暮らしが受け入れられやすくなり、「老後をひとりで過ごす」という選択肢が一般的になりつつあります。
また、男女の平均寿命に差があることから、結婚している人であっても、結果的に老後を単身で迎える可能性は十分にあります。
こうした時代背景を踏まえると、誰にとっても老後をおひとりさまとして過ごす可能性があるといえ、早い段階からの備えが欠かせません。
その第一歩として、「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」を利用し、将来受け取れる年金額を把握しておくと安心です。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
- 厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
和田 直子