1.1 シニアのおひとりさま世帯「男性と女性」どちらが多い?
厚生労働省の同資料によれば、おひとりさまシニア世帯のうち男性は36.0%、女性は64.0%を占めており、女性のおひとりさま世帯が多い傾向が見られます。
このような背景には、おひとりさまとして暮らしやすくなった現代の社会環境に加え、男女の平均寿命に差があることも大きな要因といえるでしょう。
厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」によると、男性よりも女性のほうが平均寿命が長く、男性が先に他界するケースが多く、結果的に「女性の単身高齢者世帯」が多くなる傾向があるのでしょう。
このことから、たとえ夫婦で暮らしていても、将来的に単身で老後を過ごす可能性は十分にあり得るとうかがえます。
上記をふまえ、家族構成にかかわらず、「ひとり暮らしになった場合の家計管理」について考えておくことが重要です。
次章では、65歳以上の単身世帯における家計収支の実態を見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】