8月も終わりに近づき、残暑で冷房代や食費がかさむ季節。年金だけで暮らすシニア世代にとっては、毎月の家計のやりくりが一層気になる時期です。
シニア世代の暮らしは、年金収入や貯蓄、さらに就業状況によって大きく変わります。
年金だけで生活する方もいれば、無理のない範囲で働き続けることで収入を補っている方もいます。
また、世帯や個人の貯蓄額によって、安心して暮らせる期間や生活の余裕にも差が出ます。
この記事では、資料をもとに、シニア世代の平均的な貯蓄状況や就業率、年金受給額を整理しながら、どのような生活の実態があるのかを考察します。
自分自身や家族の老後生活を見直す参考として役立つ内容ですので、参考にしてみてください。
1. 【65歳以上の夫婦世帯】平均貯蓄額・中央値はどれくらい?
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)貯蓄の状況」を参考に、「世帯主が65歳以上」のシニア世帯の貯蓄事情について確認していきましょう。
世帯主が65歳以上の二人以上世帯の平均貯蓄額と中央値は、以下のとおりです。
- 平均値 2509万円
- 貯蓄保有世帯の中央値 1658万円
なお、貯蓄額が4000万円以上の世帯は20.0%を占めています。
- 100万円未満:8.1%
- 100万円以上~200万円未満:3.6%
- 200万円以上~300万円未満:3.1%
- 300万円以上~400万円未満:3.6%
- 400万円以上~500万円未満:3.3%
- 500万円以上~600万円未満:3.3%
- 600万円以上~700万円未満:2.9%
- 700万円以上~800万円未満:2.8%
- 800万円以上~900万円未満:3.3%
- 900万円以上~1000万円未満:2.5%
- 1000万円以上~1200万円未満:4.8%
- 1200万円以上~1400万円未満:4.6%
- 1400万円以上~1600万円未満:5.1%
- 1600万円以上~1800万円未満:3.3%
- 1800万円以上~2000万円未満:3.3%
- 2000万円以上~2500万円未満:7.4%
- 2500万円以上~3000万円未満:5.8%
- 3000万円以上~4000万円未満:9.4%
- 4000万円以上:20.0%
一方で、貯蓄額が500万円に満たない世帯は21.7%を占めています。