みなさんは「都営住宅」をご存知でしょうか。
都営住宅は、東京都が運営母体となっている「公的賃貸住宅」です。東京都住宅政策のホームページによると、 対象となるのは所得の低い方で、住宅に困っている方。
そのなかでも、入居可能年齢が「65歳以上」という「シルバーピア」という住宅があります。
これは高齢者が安心して暮らせるようバリアフリー設計や見守りサービスなどが整った都営住宅であり、単身者向きと二人世帯向きがあります。
本記事では、東京都住宅政策のホームページに記載の情報を元に、「シルバーピア」の特徴や入居資格、申し込み方法などを詳しく説明していきます。
1. 【都営住宅】「シルバーピア」とはどのような住宅?
シルバーピア(高齢者集合住宅)とは、室内に手すりや緊急通報装置等、高齢者に配慮した設備を設置し、生活相談・団らん室などの利便施設も併設した、エレベーター付きの住宅のことを指します。単身者向きの住宅と、二人世帯向きの住宅があります。
また、入居者が65歳以上であることから、入居者の安否の確認や緊急時の対応、入居に関する情報提供などのためにワーデン(生活協力員)、またはLSA(生活援助員)が団地内に居住または通勤しています。
ワーデンまたはLSAは、区や市、町が派遣するもので、区や市、町の定めにより入居者に費用負担が発生する場合もあります。
なお、この住宅を含む地域の高齢者に対し、必要に応じて福祉サービスを提供する「高齢者住宅サービスセンター」が、住宅に併設または隣接、近接しています。
生活援助員などソフト面の支援、エレベーターの設置といったハード面の配慮、そして緊急通報装置といった特徴を備えており、高齢者が安全で快適な日常生活ができるようになっています。
入居条件や申し込み方法についても見ていきましょう
