いよいよ夏本番を迎えて、猛暑が続く毎日。レジャーや旅行、帰省などで出費が増えやすいシーズンでもあります。
家計の負担が大きくなる時期だからこそ見直したいのが、貯蓄への取り組み方です。
ここでは各世代別の平均貯蓄額を解説し、後半では元銀行員の筆者が気付いた「貯蓄が多い人の共通点」を紹介します。
1. 【世代別】貯蓄の平均額はどれくらい?
貯蓄について考えるときに気になるのが「同世代はどれくらい貯めているんだろう?」ということです。
お金に関することは、親しい間柄であってもなかなかオープンに話すことが難しいかもしれません。
しかし、自分の貯蓄状況が同世代に比べてどれくらいの水準なのかを知ることは大切なことでもあります。
金融経済教育推進機構によると、2人以上世帯における各世代別の金融資産保有平均額は下記の通りです。
※同資料における金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。