3.3 年金から天引きされる介護保険料
65歳以上になると、介護保険料を単独で支払うことになります(それまでは健康保険料に上乗せする形で納付)。金額は居住地や所得によって異なります。
一例として、東京都江戸川区では所得段階が19段階設けられており、あてはまる段階に応じた保険料を納めることになります。
なお、要介護認定などを受けて介護状態になっても、介護保険料は一生涯支払うことになります。
3.4 年金から天引きされる国民健康保険料
国民健康保険に加入する年金生活者の場合、国民健康保険料も年金から天引きされる可能性があります。
お住まいの自治体によって、所得割の税率や均等割額が異なります。
3.5 年金から天引きされる後期高齢者医療保険料
原則として75歳を迎えると誰もが後期高齢者医療制度に加入し、その保険料も要件を満たせば年金から天引きされます。
所得割と均等割にて算出され、都道府県によって若干異なります。
ここまで年金から天引きされる可能性のあるお金についてみていきました。
天引きにはそれぞれ要件があるため、誰もが対象になるわけではありません。
ただし、年金の額面と手取り額が異なることは一般的であるため、手取り額までしっかり想定しておいた方が安心でしょう。
では、平均的な年金の支給額はどれほどなのでしょうか。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)