4. まとめにかえて

今回は、信用金庫時代の実例と野村総研のデータをもとに、富裕層の運用習慣とその背景を解説しました。

まとめると、

  • 富裕層共通の運用術は「長期・積立・分散」
  • 富裕層・超富裕層は2021年から2023年で世帯数11.3%、資産総額28.8%増加
  • 増加の主因は、株価上昇・非課税制度の拡充・相続・贈与

運用に迷ったときは、まず富裕層が守ってきた“基本”を自分事として取り入れてみてください。

また、冒頭でもお伝えしたように資産運用は人によって相性のいい方法は違います。新NISAを始めているのに、投資信託の仕組みさえ知らない方は多いです。投資信託は、運用方法の中でもリスクリターンの位置づけで行くと真ん中の位置づけになります。運用の基礎を理解したうえで、自分が合っている投資方法を探してみましょう。

参考資料

野平 大樹