2018年は米中貿易戦争をはじめ、日本では日産のカルロス・ゴーン氏が逮捕されるなど、株式市場や企業に関係するニュースが多い一年でした。加えて、世界同時に株式市場も大きく下落し、円高も伴っており、投資家にとっては厳しい1年であったのではないでしょうか。
そうした波乱万丈な2018年の株式市場はありましたが、今回は、長期での資産形成を目指す個人投資家向けに、今後どのような投資戦略で、どのような投資信託を保有して臨むべきかを資産運用のプロフェッショナルである運用会社の担当者におうかがいしました。
おすすめの自社商品をはじめ、2019年の資産運用でのポイント、また気になる他社の投資信託も匿名でお答えいただいております。2019年以降の資産形成にお役立ていただければ幸いです。
運用会社担当者がおすすめする自社の投資信託一覧
三菱UFJ国際投信 土肥武史氏
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
三井住友アセットマネジメント 宗正彰氏
- YOURMIRAIワールド・リゾート
- イノベーション・インデックス・AI
- イノベーション・インデックス・フィンテック
日興アセットマネジメント 今福啓之氏
- グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
- グローバル3倍3分法ファンド(隔月分配型)
- グローバル全生物ゲノム株式ファンド(1年決算型)
アセットマネジメントOne 花村泰廣氏
- ゴールドマン・サックス社債/国際分散投資戦略ファンド2019-01
- 投資のソムリエ
- リスク抑制世界8資産バランスファンド
- グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし/限定為替ヘッジ)
スパークス・アセット・マネジメント 塚田将司氏
- スパークス・新・国際優良日本株ファンド
- スパークス・新・国際優良アジア株ファンド
- スパークス・新・国際優良日本アジア株ファンド
- スパークス・韓国株ファンド
- スパークス・ベスト・ピック・ファンド(ヘッジ型)
2019年のおすすめ投資信託の注目ポイント
ここでは、先にピックアップした投資信託のポイントの詳細について、担当者のコメントともに見ていきましょう。