3.3 《富裕層の特徴3》「最新の情報」「正しい情報」を把握する

Andrii Yalanskyi_shutterstock.com

世の中にはさまざまな情報が溢れています。

スマホやパソコンなどを通して、ご自身でさまざまな情報を得ることができるでしょう。

富裕層の方は「最新の情報」や「正しい情報」を把握することを習慣化している傾向にあります。

「どこの機関が出している情報なのか」「信用できる情報源なのか」など、シビアに情報の内容を見定めます。

なぜなら、制度や法律、トレンドなど、さまざまなジャンルにおいて、時代の流れと共に変化する傾向にあるからです。

富裕層の方の多くは、「最新の情報」「正しい情報」を把握したうえで、疑問が解消できなかったり、より専門的な見解を知りたかったりする場合は、それぞれの専門家に聞いて「納得したうえで決める」というスタンスを持っている特徴があります。

4. 物価高を考慮したうえで「資産形成」について考えてみましょう

今回は、内閣府が公表した2014年~2025年における日本の消費者物価や、株式会社野村総合研究所の調査結果をもとに、日本で増加傾向にある純金融資産保有額が「1億円以上の富裕層」や「5億円以上の超富裕層」について解説しました。

内閣府は、消費者物価(生鮮食品及びエネルギーを除く総合)の先行きについて、当面上昇していくことが見込まれているとしています。

「家計の状況」や「保有している資産のバランス」を把握して、今必要な資金と今後必要になる資金がいくらなのか計算してみるとよいでしょう。

ご紹介した、富裕層が資産を増やすために行っている「3つ特徴」を参考に、物価高を考慮したうえで「資産形成」について考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

安達 さやか