内閣府「月例経済報告 2025年6月公表」によると、2014年~2025年にかけて日本の消費者物価は上昇しています。
また、消費者物価(生鮮食品及びエネルギーを除く総合)の先行きとして、当面上昇していくことが見込まれています。
しかし残念ながら、賃金や公的年金は、物価の上昇に追い付いていません。
そのため、多くのご家庭の家計に大きな負担が生じていることが考えられます。
その一方で、長らく続く物価上昇のなかでも、純金融資産保有額が「1億円以上の富裕層」や、純金融資産保有額が「5億円以上の超富裕層」は増加傾向にあります。
なぜ、このようなご時世でも「富裕層」や「超富裕層」は増加傾向にあるのでしょうか。
今回は、証券会社の元富裕層担当社員である筆者の経験をもとに、富裕層はどうやって資産を増やしているのか「3つの特徴」をご紹介します。
また、株式会社野村総合研究所の「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」をもとに、純金融資産保有額「1億円以上の富裕層」と「5億円以上の超富裕層」がどれくらい増えているのか解説しますので、ぜひ参考にご覧ください。