1.1 無職夫婦世帯の支出内訳
- 食料:7万6352円(26.6%)
- 住居:1万6432円(5.7%)
- 光熱・水道:2万1919円(7.6%)
- 家具・家事用品:1万2265円(4.3%)
- 被服・履物:5590円(1.9%)
- 保険医療:1万8383円(6.4%)
- 交通・通信:2万7768円(9.7%)
- 教養娯楽:2万5377円(8.8%)
- その他(交際費、雑費など):5万2433円(18.3%)
- 所得税など:1万1162円(3.9%)
- 社会保険料:1万9171円(6.7%)
- 合計:28万6877円(100.0%)
家計支出で最も多いのが食費で、支出全体の25%以上を占めます。
生活するうえで欠かせない費用ですが、外食を減らすなどしてある程度節約できるかもしれません。
老後の支出を見積もるときに見逃してしまいがちなのが、その他支出(交際費など)や税金などです。
交際費や日頃何気なく使っている雑費は、全体の20%近くを占める大きな支出項目です。また、税金や社会保険料も全支出の10%を占めます。
ここまで、無職夫婦世帯の家計収支の現状について解説しました。次章では、老後の必要資金と今後の年金の見通しについて紹介します。