4. 【50歳代】必要な金額を試算して、老後資金の準備をはじめていこう
ここまでで老後の資金を準備しなくてはいけないと感じた方も多いのではないでしょうか。老後資金を貯めはじめるときに、資金準備を始めるために守ったほうがいいポイントを紹介させていただきます。
老後資金を貯めるために重要なポイントは将来に必要な金額をまず計算してみるということです。ねんきん定期便で自分自身の将来の年金額を把握し、そこに日常生活資金として今どの程度使っているかを併せて考えると将来必要な金額の概算が算出されます。
その金額が分かればそこから逆算してどの程度の資金を将来資金準備に回せるかを考えることができます。将来資金を貯める金額が大きすぎても今の生活が苦しくなりますし、小さすぎれば将来のお金を貯めることができません。
無理なく継続的に将来資金を貯め始められればより人生に安心感が生まれるかもしれませんね。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 日本年金機構「令和6年度「ねんきん定期便」(ハガキ)の見方(50歳以上の方)」
- 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
足立 祐一