2.4 50歳代の貯蓄額の平均値と中央値
50歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。
- 平均値:1168万円
- 中央値:250万円
50歳代になると、平均値が1000万円を超えます。お子さんが巣立って貯蓄が進むご家庭などもあるでしょう。
ただし、中央値に変化はなく、グラフでは金融資産を持っていない世帯の割合が増えていることには留意しておいてください。
2.5 60歳代の貯蓄額の平均値と中央値
60歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。
- 平均:2033万円
- 中央値:650万円
60歳代は、平均値と中央値ともに大きく増えているのが特徴です。
これはやはり退職金や、老後が現実的になってきたことで貯蓄を始める、あるいは増やそうとする世帯もあることが影響していると考えられます。
2.6 70歳代の貯蓄額の平均値と中央値
70歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。
- 平均:1923万円
- 中央値:800万円
70歳代になると、平均値に大きな変化はありませんが、中央値が60歳代より多いです。