【平均貯蓄額】「うちの貯蓄額」「私の貯蓄額」は平均より低い？高い？貯蓄を増やすためのコツとは家計収支が変わるタイミングで貯蓄方法の見直しを

2. 【二人以上世帯】20〜70歳までの貯蓄額の平均値と中央値

次に同資料を参考に、20〜70歳までの二人以上世帯の貯蓄額を詳しく見ていきます。

いずれの年代も金融資産を保有していない世帯を含みます。

20歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

20歳代・二人以上世帯の金融資産保有額（金融資産非保有世帯含む）

20歳代は、まだ社会人経験がそれほど長くないことや年収が低い傾向があることから、ほかの年代と比較すると平均値、中央値ともに貯蓄額が一番少ない結果となりました。

30歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

30歳代・二人以上世帯の金融資産保有額（金融資産非保有世帯含む）

20歳代と比べると、平均値も中央値も大きく増えている印象です。

単身世帯と比較しても、貯蓄額は大きい傾向にあります。

40歳代、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額（金融資産非保有世帯含む）

40歳代になると、貯蓄額の平均値が1000万円に近づきます。

しかし、中央値は大きく上がっているわけではなく平均値との差は広がり、貯蓄のある人とない人の差がやや大きくなってきていると予想されます。