1.4 50歳代の貯蓄額の平均値と中央値

50歳代、単身世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

  • 平均値:1087万円
  • 中央値:30万円

50歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

50歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとにLIMO編集部作成

50歳代になると、平均値が1000万円を超えます。

これは50歳代になると役職につく人が増え、年収があがることなどが影響していると考えられます。

ただし、中央値が30万円と大きく下がっている点には留意しておいたほうがよいでしょう。

1.5 60歳代の貯蓄額の平均値と中央値

60歳代、単身世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

  • 平均値:1679万円
  • 中央値:350万円

60歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

60歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとにLIMO編集部作成

 

60歳代の特徴は、中央値が350万円になっていることでしょう。50歳代と比較すると、大きく増えていることがわかります。これは退職金などと考えられるでしょう。

 

1.6 70歳代の貯蓄額の平均値と中央値

70歳代、単身世帯の貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。

  • 平均値:1634万円
  • 中央値:475万円

70歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

70歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとにLIMO編集部作成

 

70歳代は、60歳代のときと平均値は大きく変わりません。

しかし、中央値は100万円以上多いです。