2024年より新NISAがはじまり、長期的な資産形成がしやすくなりました。

利益に対して通常約2割かかる税金が非課税になるNISA制度。「成長投資枠」と「つみたて投資枠」があり併用可能となり、長期的な資産形成で利用しやすいため、老後資金のために活用されたり、退職金などが入り活用されている方も中にはいるでしょう。

一方で、投資をする以上リスクは避けられません。

本日の日経平均株価は午前終値で900円以上下がり、アメリカのトランプ大統領の関税に対する警戒感が出ていると考えられます。今回のように投資をしていると株価が下落する局面が訪れる場合もあるでしょう。

投資は金融商品や投資方法、金額などによりリスクがさまざまですから、自身のリスク許容度を把握しながら、それぞれの特徴を抑えた上でよく考えて運用をする必要があります。

いったい周囲は貯蓄からどれくらいの割合を運用しているか気になる方もいるでしょう。今回は高齢者の貯蓄額やその資産割合の平均をみながら老後資金について考えていきましょう。

1. 【高齢者の貯蓄額】平均約2500万円「有価証券の割合」とは?

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」をもとに世帯主が65歳以上の無職世帯(二人以上世帯)の貯蓄額の推移や資産種類の内訳を見てみましょう。

世帯主が65歳以上の無職世帯の貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移(二人以上の世帯)

【写真1枚目/全4枚】65歳以上・無職夫婦世帯の平均貯蓄額。では勤労世帯も含む平均はいくら?次の写真をチェック

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2023年(令和5年)平均結果-(二人以上の世帯)」

1.1 【65歳以上の無職夫婦世帯】平均貯蓄額の推移

  • 2018年:2233万円
  • 2019年:2218万円
  • 2020年:2292万円
  • 2021年:2342万円
  • 2022年:2359万円
  • 2023年:2504万円

平均貯蓄額の推移をみると基本的には増加傾向にあり、2018年には2233万円でしたが2023年には2500万円を超えました。

その資産の内訳について、2018年と2023年で比較して確認しましょう。