3. 失業保険を受け取る際の注意点
基本手当(失業保険)を受け取る際の主な注意点は、以下の2つです。
- ハローワークに定期的に出向く必要がある
- 65歳になるまで年金との併給はできない
事前に確かめたうえで、受給手続きを進めましょう。
3.1 ハローワークに定期的に出向く必要がある
基本手当を受給するには、原則4週間に1回ハローワークで失業認定を受けなければなりません。失業認定を受けないと、それまで手当を受け取っていたとしても支給されなくなってしまいます。
認定日は、自身や家族の病気やケガ、再就職に向けた採用面接など、やむを得ない事情がある場合にのみ変更が認められます。変更の際は、次回の認定日前日までに、ハローワークから指定された書類を提出しましょう。
3.2 年金との併給はできない
基本手当は年金との併給ができません。もし65歳になるまでに年金を繰上げ受給していたり、特別支給の老齢厚生年金を受け取っていたりする場合は、年金が全額停止されます。
年金が停止される期間は、ハローワークで求職の申し込みを行った月の翌月から、給付期間が終了した月までです。年金の受給が再開するのは、受給期間の経過から3ヵ月ほどかかります。
なお、65歳以降に基本手当の代わりとして受け取れる「高年齢求職者給付金」は、年金との併給が可能です。
4. まとめ
基本手当(失業保険)は、中途退職だけでなく定年退職でも受給できます。
退職後に再就職を目指す人もゆっくり過ごそうと考えている人も、退職してからはすぐに基本手当の受給手続きを済ませておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「離職されたみなさまへ」
- 厚生労働省「雇用保険の基本手当日額が変更になります~令和6年8月1日から~」
- ハローワーク新宿「失業保険のQ&A」
- 日本年金機構「年金と雇用保険の失業給付との調整」
- ハローワークインターネットサービス「就職促進給付」
石上 ユウキ