2. 60歳で退職したら失業保険はいくらもらえる?
60歳で会社を退職した場合、基本手当(失業保険)はいくら受け取れるのでしょうか。実際に試算してみましょう。
この記事では、以下の条件で試算します。
- 離職前6ヵ月間の給与総額は270万円
- 離職理由は「定年」
- 雇用保険の被保険者期間は20年以上
はじめに、基本手当日額を計算するための賃金日額と給付率を確かめます。賃金日額は離職前6ヵ月間の賃金を180で割った金額です。よって、賃金日額は以下のとおりです。
- 270万円÷180=1万5000円
離職年齢が60歳で賃金日額が1万5000円の場合、給付率は45%となります。よって、基本手当日額は以下のとおりです。
- 1万5000円×45%=6750円
1日あたり6750円の基本手当を受け取れます。
離職理由が定年の場合、被保険者期間によって給付日数が変わります。今回の試算条件は被保険者期間が20年以上となっているため、手当の給付日数は150日です。よって、手当の合計受給金額は以下のとおりです。
- 6750円×150日=101万2500円
合計で101万2500円が受け取れます。
なお、基本手当の受給途中に再就職が決まった場合は、再就職手当が受給可能です。
給付日数が150日の場合、支給残日数が100日以上ある場合は基本手当の7割が、給付日数が50日以上100日未満の場合は基本手当の6割が残日数の分だけ支給されます。
次章では、基本手当(失業保険)を受給する際の注意点を解説します。