2. 老後対策1:年金アップを検討する
国民年金は、20~60歳までの40年間加入し保険料を納めれば、満額の老齢基礎年金が受け取れるという仕組みです。
もしも過去に未納期間や免除期間があれば、年金を少しでも増やせるよう、追納を検討してみましょう。
ただし追納できるのは、追納が承認された月の前10年以内の免除等期間に限られます。
追納期間が過ぎている場合、60歳以上65歳未満であれば年金の任意加入も検討できます。
その他、繰下げ受給により年金を増やすという選択肢もあります。
年金は本来65歳からの受給ですが、66歳まで1年間待てば受給額は8.4%増えます。
最大75歳まで待てば、84.0%も増やすことができます。ただしそれまで収入源があることが条件となりますし、税金や社会保険料に影響がある点など、デメリットについてもしっかり情報収集する必要があります。