3. 老後対策2:60歳以降も働く
パートや正社員などで働いている方は、60歳以降も働くことも選択肢のひとつとなります。
高年齢者雇用安定法が改定され、雇用主は70歳までの就業機会確保が努力義務となりました。
シニアの働き口が増えている今、働く期間を延ばすというのも老後対策といえるのです。
専業主婦であった人でも、副業やスポットアルバイトが注目される現代においては、以前より働き始めのハードルが下がったともいえます。
得意分野を活かす、あるいはスキルを取得するなども視野に、検討してみるのもひとつでしょう。
なお、扶養内パートをしているという方は、将来の年金に備えて「扶養をはずれて働く」ことを検討してみてもいいかもしれません。
家庭の事情はさまざまなので、ライフスタイルに合わせた働き方をすることが前提とはいえ、長期的な視点で検討した結果「扶養を外れてもいいかも」と思われる方は少なくありません。
今の手取り収入に加えて、将来のお金も考えた上で検討してみる価値はあるでしょう。