木陰や北側の庭など日照条件が厳しい場所でも、美しく彩ることができる植物があります。

グランドカバーは一面に広がり、雑草を抑制するのに効果的です。カラーリーフはカラフルな葉色や個性的な葉の模様で、花がなくても庭を華やかに。

今回は日陰の庭でも育てられるグランドカバーやカラーリーフの常緑多年草を10種、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「日陰に強いグランドカバー&カラーリーフ10選」

写真のヒューケラほか、日陰の庭を彩る常緑多年草をご紹介します1/12

赤や黄緑色の葉のヒューケラ

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  • 日陰の庭を彩る《グランドカバー》向きの常緑多年草5選
  • 日陰の庭を彩る《カラーリーフ》向きの常緑多年草5選

グランドカバー向きの植物は、放置すると広がりすぎてしまうことがあります。根止め板などを使用して生育させたい範囲を仕切り、こまめに切り戻しながら育てましょう。

記事の最後では「日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。

2. 日陰の庭を彩る《グランドカバー》向きの常緑多年草5選

2.1 アイビー

おしゃれな葉が魅力の「アイビー」2/12

明るい緑色の葉のアイビー

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ツル性の常緑多年草で耐陰性が強く、日陰の庭でも元気に育つアイビー。葉の形や色のバリエーションが豊富で、緑一色の品種から白や黄色の斑が入った品種まで多様です。

耐寒性・耐暑性ともに優れ、土壌をあまり選ばないためさまざまな場所で育てられます。気根で張り付く性質があるため、汚したくない外壁やフェンスなどには這わせないようにしましょう。

※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)

2.2 セダム

ぷくぷくの葉が愛嬌満点「セダム」3/12

明るい緑色の葉の縁が赤いセダムの葉

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セダムは多肉質の葉を持つグランドカバー向きの多年草。水分を豊富に含んだ葉はぷっくりとしていて愛嬌があり、乾燥にもよく耐えます。

品種がとても多く、葉の色は緑・赤・黄色・紫などバリエーション豊富。葉の形もさまざまです。春~秋にかけてカワイイ花が咲く品種もあります。広がりすぎを防ぐため、切り戻した枝葉は地面に落とさないように処分しましょう。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.3 ヒメツルソバ

ピンクの丸い花がかわいい「ヒメツルソバ」4/12

緑葉に赤茶色の斑が入っているヒメツルソバ。ピンクの花を咲かせている

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小さなピンクのボール状の花が愛らしいヒメツルソバ。葉には赤茶色の斑が入っていて、寒くなると紅葉するため、季節ごとに違った表情を楽しめます。

生命力がとても強く、あまりメンテナンスをしなくても日陰の庭を彩ってくれる丈夫なグランドカバー植物です。霜が降りる地域では冬に落葉しますが、根が凍らなければ春にまた芽を出します。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.4 グレコマ(カキドオシ)

おしゃれな葉とかわいい小花が楽しめる「グレコマ」5/12

明るい緑色の葉のグレコマ。紫色の花を咲かせている

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グレコマは斑入りの葉が美しいほふく性の植物。細い枝を横に伸ばして広がり、グランドカバーや寄せ植えのアクセントとして広く利用されています。

春には淡い紫色の小花を咲かせ、葉と花の両方を楽しめるのも魅力的。 適度な湿り気があれば元気に育ちます。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.5 ベロニカ・オックスフォードブルー

つやのある小葉と青い花が美しい「ベロニカ・オックスフォードブルー」6/12

青い花を咲かせている「ベロニカ・オックスフォードブルー」

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鮮やかな青紫の小花が春~初夏にかけて開花するベロニカ・オックスフォードブルー。艶のある小さな葉が密に茂り、グランドカバーとして広く利用されています。

耐寒性・耐暑性ともに優れ、乾燥にも比較的強いので、一度根付けば特別な手入れも必要ありません。暗すぎると花が咲かなくなるため、半日陰程度の場所がおすすめです。

※参考価格:300円~400円前後(3号ポット苗)

3. 日陰の庭を彩る《カラーリーフ》向きの常緑多年草5選

3.1 ヒューケラ(ツボサンゴ)

葉の色や形のバリエーションが豊富な「ヒューケラ」7/12

オレンジ色の葉のヒューケラ。白い小花を咲かせている

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色とりどりの美しい葉が魅力の多年草で、カラーリーフプランツの代表格であるヒューケラ。葉色は緑・赤・紫・黄・オレンジ・シルバーなど多彩です。

初夏にベル状の小花を穂状に咲かせ、花壇や寄せ植えのポイントになります。 

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

3.2 コクリュウ

シックな色のシャープな葉が特徴的な「コクリュウ」8/12

黒い葉をもつコクリュウ

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コクリュウは細長く黒い紫色の葉が特徴的なリュウノヒゲの一種。和洋を問わず庭のアクセントに使えるカラーリーフです。

夏には小さな薄紫色の花を咲かせ、そのあと黒い実をつけるので、四季の変化を楽しむことができます。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3.3 カレックス

ナチュラルな雰囲気が魅力の「カレックス」9/12

明るい緑色の葉をもつカレックス

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細長い葉が放射状に広がり、ナチュラルな雰囲気を演出するカレックス。葉の色は緑・ブロンズ・シルバー・ライムグリーンなど色彩豊富です。

風にそよぐ姿が優雅で涼やか。動きのある自然な風合いの庭を演出します。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

3.4 リリオペ(ヤブラン)

シャープな葉も花や実も美しい「リリオペ」10/12

シャープな緑葉のリリオペ。紫色の花を咲かせている

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リリオペは日本庭園にもよく使われ、「ヤブラン」という名前でもなじみ深い植物。細長い葉がシャープで紫や白の穂花が美しく、庭に清涼感を与えます。

乾燥にも比較的強く、成長はゆっくり。管理が簡単なので、ローメンテナンスで初心者にもオススメです。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

3.5 ラミウム

シルバーがかった葉や斑入り葉が美しい「ラミウム」11/12

シルバーの葉の縁が緑色のラミウム。ピンクの花を咲かせている

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シルバーや斑入りの葉が美しいラミウム。白や黄・紫・ピンクなどの小花が、春~初夏にかけて開花します。

乾燥にも強いので水やりの手間もかかりません。暑さや寒さに強く、丈夫な多年草です。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

4. 日陰の庭もグランドカバーやカラーリーフで美しい景観を

日陰向きのグランドカバーやカラーリーフを活用すれば、光が少ない場所でも美しい庭を作れます。耐寒性の強い常緑の多年草なら、1年中庭に緑が絶えません。

季節ごとに葉色が変化する植物も多く、丈夫で手間がかからないので初心者でも気軽にチャレンジできます。 日陰だからとあきらめず、美しい景観を楽しんでみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い12/12

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきが悪くなる可能性が高いです。可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。