春の庭に輝くような明るさと、清々しい透明感をもたらしてくれる白い花たち。静寂と気品が漂うホワイトガーデンは、ガーデナーにとって憧れの庭です。

一度植えれば毎年春に可憐な姿を見せてくれる多年草を選べば、忙しい方でも理想の庭を維持できます。今回は植えっぱなしにできる多年草の中から、純白の花が美しい植物を6種、参考価格とともに紹介。

記事後半では、見映えする美しいホワイトガーデンをつくるための、多年草の選び方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「植えっぱなしで毎年春に白い花が咲く多年草」にまつわるあれこれ

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花壇に広がる純白のシバザクラ

Sergey V Kalyakin/shutterstock.com

  • 植えっぱなしOK!毎年春に白い花が咲く「多年草」6選
  • 美しいホワイトガーデンをつくる《多年草の選び方》3つのコツ
  • 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

2. 植えっぱなしOK!毎年春に白い花が咲く「多年草」6選

2.1 シバザクラ

花の絨毯で庭を明るく彩る「シバザクラ」2/11

黄色の花芯に白い花びらのシバザクラ

Nahhana/shutterstock.com

春の訪れとともに、地面を覆い尽くし、白い絨毯のような景観を作り出すシバザクラ。サクラに似た形の小さな花が密集して咲き、庭を明るく彩ります。

常緑性のため、花が終わった後もシバのような細い緑の葉が残るのも魅力です。

※参考価格:150円~400円前後(3号ポット苗)

2.2 スズラン

ベルの形をした純白の花が清楚な「スズラン」3/11

ベル型の白い花を咲かせている、スズラン

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スズランは純白の小さなベル形の花が清楚で可憐。大きな葉に包まれてひっそりと咲く姿に奥ゆかしさがあり、花から漂う上品な香りも人気です。

丈夫な性質で半日陰から日陰の湿り気のある場所を好み、地下茎で旺盛に広がります。あまり広げたくない場合は根止め板で仕切るか、定期的に地下茎の切り戻しを行いましょう。

※参考価格:400円~800円前後(球根1球)

2.3 ティアレラ

ホワイトガーデンに透明感を添える「ティアレラ」4/11

薄いピンクの花を咲かせている、ティアレラ

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繊細な花穂がふんわりと立ち上がるティアレラ。ホワイトガーデンに軽やかさと透明感を添えてくれる名脇役で、模様が美しい葉も魅力的です。

半日陰を好み、日当たりに恵まれない場所でも毎年美しい花を咲かせてくれます。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.4 マーガレット

白と黄色のコントラストが目を引く「マーガレット」5/11

黄色の花芯に白い花弁の花を咲かせている、マーガレット

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マーガレットは中心の黄色と花弁の純白とのコントラストが鮮やか。近年では品種改良により、一重咲きのほかに八重咲きやポンポン咲きなどさまざまです。

低木のように茎が木質化しながら大きく育ち、ボリューム感のある主役として活躍します。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.5 西洋オダマキ

うつむき加減に咲く花姿が優雅な「西洋オダマキ」6/11

白い花が下向きに咲いている、西洋オダマキ

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複雑に重なり合った花弁が工芸品のように美しい西洋オダマキ。細い茎を立ち上げ、うつむいて咲く姿が可憐で、気品を感じさせる花姿です。

植えっぱなしでも毎年開花し、こぼれ種からも旺盛に株を増やします。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

2.6 ミヤコワスレ

古くから愛される多年草「ミヤコスワレ」7/11

薄いピンクの花を咲かせている、ミヤコスワレ

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ミヤコワスレはしっとりとした和の趣があり、古くからなじみ深い多年草。耐陰性が強く丈夫な性質なので、樹木の下草として植えるのに最適です。

春の木漏れ日の中で静かに咲く姿は、見る人の心を落ち着かせます。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

3. 美しいホワイトガーデンをつくる《多年草の選び方》3つのコツ

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純白の花が咲き乱れる庭

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3.1 開花時期の異なる花を組み合わせる

ホワイトガーデンを長く楽しむコツは、一度にすべてを咲かせようとせず、開花時期が少しずつずれる植物を選ぶことです。春の数ヵ月間を、白い花がバトンリレーしながら咲くように構成しましょう。

これにより、春の間つねに庭のどこかに白い花が咲いている状態を保てます。

3.2 質感の異なる葉や花を選ぶ

白一色に絞るからこそ、単調にならないように、植物の形や質感に変化をつけます。一面に咲く花、繊細な小花、垂直に伸びる穂状の花など、フォルムの違う花を組み合わせるのがおすすめです。

また、シルバーリーフや白い斑入りの葉を持つ多年草を混ぜると、花が休んでいる時期も白の印象を維持でき、庭に奥行きと立体感が生まれます。

3.3 適正環境と草丈を確認して配置する

植物を植え込む際は、日照や水はけなど、その場の環境に合った品種選びがポイントです。適材適所に配置することで病害虫に強い丈夫な株に育ちます。

また、後方の植物が隠れないように、草丈を確認することも大切です。手前に背の低いグランドカバー、奥に背の高い品種を植えると、庭に豊かな広がりを演出できます。

4. 春の優しい日差しのもとで光輝くホワイトガーデン

冬の間は土の中で静かにエネルギーを蓄え、春の訪れとともに一斉に芽吹く多年草。汚れのない純白の花が次々に咲き開く姿は、命の力強さと感動を与えてくれるでしょう。

春の日差しが日に日に強くなるにつれて、庭が一段と明るさに包まれます。春に白い花が咲く多年草で、光輝くホワイトガーデンをつくってみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い9/11

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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6.2 約半年間ずっと咲く花で、お金をかけない庭づくり

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