2. 【60歳代の単身世帯】貯蓄保有世帯のみの「平均と中央値」はいくら?

貯蓄を保有している世帯のみを対象にした場合、平均額や中央値はどのように変わるのでしょうか。

金融広報中央委員会の同資料をもとに見てみましょう。

60歳代おひとりさま世帯の貯蓄円グラフ

60歳代・ひとり以上世帯の貯蓄円グラフ

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」をもとにLIMO編集部作成

2.1 【60歳代・単身世帯】貯蓄額の平均と中央値

  • 平均:2240万円
  • 中央値:1100万円

2.2 【60歳代・単身世帯】貯蓄3000万円以上の割合

  • 22.7%

2.3 【60歳代・単身世帯】貯蓄100万円未満の割合

  • 12.8%

貯蓄を保有している世帯の貯蓄額は、平均が2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。

なお、3000万円以上の貯蓄を持つ世帯は22.7%に達しています。

次章では、手取り収入に対する貯蓄割合についても見ていきましょう。