2024年から「新NISA」が始まり、1年以上が経ちました。周りにも新NISAで投資をしている人が増えたのではないでしょうか。
新NISAのメリットは、非課税で投資ができることです。ただし、この「非課税」とはそもそもどういう意味なのか、きちんと理解していない人も多いのではないでしょうか。
なんとなくNISAが良いと聞いてNISAで投資をしている人もいるでしょう。そこで本記事では、新NISAの「非課税」とはどういうことなのかわかりやすく解説します。
新NISAが非課税であることにより生じるデメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 投資で得た利益には約20％の税金が発生する
投資で得た利益には通常、約20％の税金が発生します。
たとえば、50万円で購入した日本株を70万円に値上がりしたタイミングで売却した場合、利益20万円に対して約20％の約4万円の税金がかかります。
そのため、実際に手元に残る金額は70万円から4万円を差し引いた66万円です。
また、配当金にも同等に約20％の税金がかかります。保有する日本株から1万円の配当金が支払われた場合、税金約2000円を差し引いた約8000円が実際に受け取れる金額です。
