4. 【富裕層が大切にしている投資の考え方・その3】情報収集を怠らない
投資を始める場合、最低限の経済動向はチェックしましょう。
世界で今何が起きているのかを把握することで、緊急時に迅速に対応することができます。
資産運用には価格変動リスクが伴うため、利益が期待できるだけでなく、相場が大幅に下落する側面もあります。
その際に、どのように行動するかを決めるのは、日々の情報収取がカギを握ります。
富裕層の方は、投資先におけるさまざまな情報を事前に調べ、「価格がこれだけ上がったら売却して利益を確定させよう」「これだけ下がったら、買い増ししよう」など、事前に決めているケースが多いです。
資産運用を検討している方は、投資先にまつわる情報を意識してチェックするように心がけましょう。
5. まとめにかえて
今回は、証券会社の元富裕層担当社員であった筆者の経験を踏まえ、「富裕層の方が大切にしている投資の考え方」についてまとめていきました。
投資を行う上で、大切なヒントが隠されていると思います。
将来に向けた資産形成を検討している皆さんの参考になれば幸いです。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。
監修者
株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事した。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。(2024年8月22日更新)