2. 2025年度の支給停止調整額は「51万円」

2025年度の在職老齢年金の支給停止調整額は「51万円」と、今年度から1万円上昇しました。

支給停止調整額の改定は、厚生年金保険法第46条第3項に基づき、名目賃金変動率にあわせて改定する決まりになっています。名目賃金変動率は、前年度の改定率に2年度前の物価変動率と実質賃金変動率を乗じて計算されています。

今年度の「年金+給与・賞与」の合計額がギリギリ50万円を超えてしまっている人は、4月からは年金カットの対象外となる可能性があるでしょう。