次回の年金支給は2月【年金一覧表】60歳～89歳「厚生年金と国民年金」平均月額はいくらか一覧表でチェック！ 申請しないともらえない！年金生活者支援給付金の給付基準額は月額いくら？

4. 厚生年金・国民年金の受給額に見られる個人差とは？

厚生年金・国民年金の月額ごとの受給者数は次のとおりです。

4.1 厚生年金（老齢厚生年金）の受給額

4.2 平均年金月額

全体：14万3973円

• 男性：16万3875円
• 女性：10万4878円

※国民年金の金額を含む

グラフを見ると、月額1万円未満から30万円以上まで、個人差が大きいことがわかります。

特に、厚生年金への加入期間が短かったり、国民年金保険料の納付月数が少なかったりする場合、受給額は平均を大きく下回ることになります。

4.3 国民年金（老齢基礎年金）の受給額

4.4 平均年金月額

全体：5万6316円

• 男性：5万8798円
• 女性：5万4426円

国民年金は保険料が全員一律であるため、厚生年金ほどの個人差は生じません。

しかし、国民年金のみを受給する人の月額ボリュームゾーンは6万円台であり、年金収入だけで老後生活をカバーするのは難しいでしょう。

ここまで厚生年金と国民年金の個人差を確認してきましたが、年金収入を含む所得が少ない場合には給付金を受け取れる可能性があるのです。

ではこの給付金、いったいどのような人が受給できるのでしょうか。

次章で確認していきましょう。