2. 介護保険料の月々の負担はどれくらいか
75歳は、後期高齢者医療保険料に加えて介護保険料も負担します。では、高齢者は月にいくらの介護保険料を支払っているのでしょうか。
2024年度における介護保険料基準額の全国平均は、月額6225円です。また、都道府県別にみた介護保険料の基準額は以下のとおりとなります。
2.1 【都道府県別】介護保険料の基準額
都道府県 基準額(月額)
- 全国 6225円
- 北海道 5738円
- 青森県 6715円
- 岩手県 6093円
- 宮城県 6098円
- 秋田県 6565円
- 山形県 6058円
- 福島県 6340円
- 茨城県 5609円
- 栃木県 5773円
- 群馬県 6203円
- 埼玉県 5922円
- 千葉県 5885円
- 東京都 6320円
- 神奈川県 6340円
- 新潟県 6412円
- 富山県 6327円
- 石川県 6354円
- 福井県 6223円
- 山梨県 5744円
- 長野県 5647円
- 岐阜県 6094円
- 静岡県 5810円
- 愛知県 5957円
- 三重県 6295円
- 滋賀県 5979円
- 京都府 6608円
- 大阪府 7486円
- 兵庫県 6344円
- 奈良県 6034円
- 和歌山県 6539円
- 鳥取県 6219円
- 島根県 6432円
- 岡山県 6364円
- 広島県 6098円
- 山口県 5568円
- 徳島県 6515円
- 香川県 6219円
- 愛媛県 6438円
- 高知県 5809円
- 福岡県 6295円
- 佐賀県 5983円
- 長崎県 6222円
- 熊本県 6190円
- 大分県 6235円
- 宮崎県 6038円
- 鹿児島県 6210円
- 沖縄県 6955円
後期高齢者医療保険料と同様、都道府県によって大きく保険料は異なります。山口県の保険料基準額は月額5568円ですが、大阪府は月額7486円です。
また、介護保険料は所得の水準などによって段階的に保険料が決まります。所得水準によって決められた割合と基準額をかけて、保険料が決まる仕組みです。
たとえば、東京都渋谷区の場合、本人が「住民税課税・合計所得金額125万円以上250万円未満」の場合、基準額×1.25が支払う介護保険料となります。
自治体によって水準や基準額が決まっているため、住んでいる市区町村のHPなどを確認してみてください。