5. まとめにかえて

最近、注目されているのがマイナンバーカードと健康保険証の一体化ですが、この制度改革と並んで気になるのが保険料の改定です。

実は、これまで何度も改定が行われてきた結果、保険料はじわじわと上昇しています。

さらに、政府は「高額療養費制度」の上限額を引き上げることを検討しているんです。これは、医療費が高額になったときに、患者が負担しなければならない金額が一定になる制度ですが、この上限額が一定の条件を満たす場合に上がる可能性があるノです。

そうなると、患者が負担しなければならない額が大きくなることになります。

現役世帯にとって、これからは社会保障費や税金の負担が増え、さらに年金受給額もどうなるか分からないので、将来に対する不安がある人もいるでしょう。こんな不安な時代だからこそ、今からしっかりと資金計画を立てることが大切です。

ただ、銀行に預金しておくだけでは、低金利が続く日本では老後資金を準備するのは厳しいかもしれません。

そんな時に活用できる選択肢として、NISAやiDeCoのような制度があります。もちろんリスクもありますが、これらをうまく利用すれば、税制優遇を受けながら資産を形成することができる場合があります。

もちろん、元本割れのリスクはありますが、預金に比べて資産を増やせるチャンスが広がります。

実際、現在NISA口座は2000万口座を超えて、利用者が増えてきているんです。もし「NISAってなに?」と思ったらあ、今のうちに調べてみるといいかもしれません。

未来のために、少しずつでも今からできることを始めていきましょう。