1. 年収600万円以上の給与所得者は何%?《国税庁の最新資料より》

国税庁が2024年9月に公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」から、日本の給与所得者の給与階級別割合を見ていきます。

【写真1枚目/全4枚】日本の給与所得者の「給与階級別割合」。以降の写真で「年齢階層別の平均給与」をご紹介

日本の給与所得者の給与階級別割合

出所:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

【年収600万円超〜700万円以下の割合】

  • 全体:7.1%
  • 男性:10.0%
  • 女性:3.4%

同調査結果によると、2023年を通じて勤務した給与所得者のうち、年収が600万円超〜700万円以下の割合は、全体で7.1%となっています。これを男女別に見ると、男性は10.0%、女性は3.4%となり、男女間に差があることがわかります。

さらに「年収600万円以上」の枠に広げると、給与所得者全体の23.0%が該当します。

では、年収600万円以上を達成しやすい年代とはいつ頃なのでしょうか。次では、年代別の平均年収を男女別に確認し、その傾向を探っていきます。