1.2 2人以上世帯でみる割合
2人以上の世帯における60歳代と70歳代の平均貯蓄額は、以下のとおりでした。
- 60歳代:2026万円
- 70歳代:1757万円
単身世帯に比べると、60歳代でおよそ200万円、70歳代でおよそ600万円増えています。
貯蓄額が3000万円以上ある2人以上の世帯割合は、以下のとおりです。
- 60歳代:20.5%
- 70歳代:19.7%
およそ5世帯に1世帯が、貯蓄3000万円以上ある結果となりました。とくに70歳代の貯蓄額別の割合をみると、貯蓄が3000万円以上ある世帯の割合が最も高くなっています。
以上から、単身世帯と2人以上の世帯ともに、貯蓄が3000万円以上ある高齢者は15%以上となりました。では、一方で貯蓄がない世帯の割合はどの程度なのか確認しましょう。