【12月13日は年金支給日】厚生年金や国民年金から引かれるお金一覧！10月の年金振込額が変わる場合がある理由とは？ 【11月30日は年金の日】厚生年金・国民年金の平均額と個人差を徹底解説

2. 10月の年金振込の意外な盲点とは？

年金から特別徴収（天引き）される税金や社会保険料の中には、10月に本決定となるものがあります。

これは、前年度の所得をもとに6月に決定される徴収金額によるものです。

所得が確定する前の8月納付分は「仮徴収」と呼ばれ特別徴収される金額は前年の2月と同じですが、10月納付分以降は「本徴収」となります。

たとえば、前年の所得が前々年よりも多くなった場合、10月の本徴収から突然天引きされる金額が増加することがあります。

その結果、年金の振込額が減ってしまうことに驚く方もいるかもしれません。

ただし、8月を本徴収の開始とする自治体もあるため、必ずお住まいの自治体の情報を確認することが重要です。