【厚生年金・国民年金の早見表】60歳代・70歳代・80歳代の平均月額はいくら？一覧表でチェック次回の年金支給日は10月15日！

3. 【年金一覧表】60歳代・70歳代・80歳代《年齢別》厚生年金平均月額はいくら？

次は、会社員や公務員、また厚生年金に加入する要件を満たしたパート・アルバイト従業員などが受給する「厚生年金」の平均月額を見ていきましょう。

ここから先でご紹介する「厚生年金保険（第1号）」の年金額には国民年金の月額部分も含まれます。

厚生年金の平均月額（60歳代：60歳～69歳）

厚生年金の平均月額（70歳代：70歳～79歳）

厚生年金の平均月額（80歳代：80歳～89歳）

65歳以上の平均年金月額を見ると、14万円台～16万円台の間でおさまっていますね。ちなみに、60歳～64歳の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの人です。

平均年金月額を単純比較すると、国民年金と厚生年金では約3倍もの年金格差があります。厚生年金は国民年金とセットで加入するため、老後の受給額が手厚い傾向となるのは必然と言えるでしょう。

国民年金は年金加入期間により老後の受給額に個人差が出ます。また、厚生年金の報酬比例部分は、現役時代の収入が高かった人ほど年金額も増える（上限あり）しくみです。よって、厚生年金を受け取る人どうしの間では、さらに年金の個人差が大きくなります。

そこで次では、全受給権者の年金月額の平均や個人差について見ていきましょう。