2024年8月20日、総務省が公表した「人口推計-2024年(令和6年)8月報-」によると、2024年8月1日現在(概算値)、日本の総人口は1億2385万人、前年同月に比べ59万人減っています。

また3月1日(確定値)からは、「15歳未満」「15~64歳」の人口が減り、「65歳以上」と「75歳以上」の人口が増えていることも分かります。

少子高齢化が進み、年金制度の支え手が少なくなるこんにち。

「年金はどのくらいもらえるのか」「老後の生活費ってどのくらいかかるんだろう」働き盛りの現役世代の中にも、遠い将来に漠然とした不安を覚える人は少なくないでしょう。

そこでこの記事では、総務省の資料をもとに、今のシニア世代のお金事情に関するデータを整理してご紹介。一般的な年金受給開始年齢である「65歳以上」の夫婦世帯の貯蓄額や、ひと月の標準的な家計収支に関するデータも見ていきます。

働き盛りのみなさんが、老後を見据えたマネープランを立てる上でのヒントになればと思います。