【国から住民税非課税世帯等への10万円給付】7月から随時支給が進む！高齢者が該当しやすいって本当？ 自治体の給付情報と年代別の割合を一覧でチェック

3. 「住民税非課税世帯」に該当する年収目安

所得と年収は異なるため、次に住民税非課税世帯となる年収目安についてご紹介をします。

年収から算出する所得は、扶養人数や医療費などの所得控除などの金額によって変動します。

今回は、扶養やその他の所得控除がないものとした場合の目安金額となります。記載されている金額が、非課税となる境界となる年収金額です。

3.1 武蔵野市の場合

• 給与収入のみ：100万円
• 年金収入のみ（65歳以上）：155万円
• 年金収入のみ（64歳以下）：105万円
• その他の収入：合計所得金額が45万円

3.2 愛知県あま市の場合

代替テキスト：上部キャプション：愛知県あま市の非課税基準

出所：あま市「パートをしているが、いくらまでなら税金はかからないのですか、扶養親族になれますか。」「年金収入のみですが、いくらまでなら税金はかからないのですか、扶養親族になれますか。」をもとに筆者作成

• 給与収入のみ：93万円
• 年金収入のみ（65歳未満）：98万円
• 年金収入のみ（65歳以上）：148万円

※年金収入と給与収入では所得控除の金額が異なるため、同じ収入でも算出される所得金額が給与収入の方が高くなります。

続いて「住民税非課税世帯」年代別の割合一覧表を見て、どの年代に住民税非課税世帯が多いのか確認してみましょう。