3. 大阪府は「お米クーポン」の期限を1ヶ月延長へ
大阪府独自の取り組みとして、「大阪府子ども食費支援事業」が行われています。
給付対象者にお米クーポンまたはその他食料品を給付するという施策で、すでに第3弾となっています。
この施策が行われている背景には、食料品の高騰による家計負担の増大、とりわけ子育て世帯において家計に占める食費の割合が大きくなっていることがあります。
当初、お米クーポンの使用期限を10月末までとしていましたが、米が品薄になっている状況などを踏まえて、使用期限を1ヶ月延長し、11月30日までとすると発表しています。
4. まとめにかえて
40~50歳代の二人以上世帯では、30歳代に比べて食費の負担が大きくなる傾向にあります。
昨今の物価高騰も相まって、家計が苦しいと感じている世帯も多いことでしょう。さらに、最近は私たちの主食である米の価格が上昇しており、家計の負担はさらに増えています。
大阪府のように「お米クーポン」を支給している自治体もあるので、対象となる方は積極的に利用しましょう。
参考資料
- 総務省「家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 株式会社ロコガイド「【トクバイ調査】「米が手に入らない・高い」に7割超が「困っている」! 米の平均単価は1年前の1.3倍…約半数が主食を「うどん」に頼る結果に」
- 大阪府「子ども食費支援事業」
加藤 聖人