3. 【不登校】行政の支援などをフル活用する
親が子どもの頃は不登校の児童生徒に対するサポート体制は皆無に等しかったです。今では自治体や学校でも学校に通えない子ども達へのサポートや親や子を対象にしたカウンセラーも拡充しています。
まずは担任の先生、学校と密に連絡を取り、それでも休みがちだったり不登校が続く場合は行政の支援を利用して現状打破に動いていきましょう。各方面の支援を利用する際、子どもの状況や家庭の雰囲気、親子関係を説明することになります。繰り返し、一から話をするのはかなり大変です。
そこで、伝えたいことは事前に紙に書いておき、それを見ながら話をすると手間が省けます。子どもが不登校になったきっかけや、平日の過ごし方、親との関係を率直に話して事態が動き出すきっかけを模索してください。
サポートが充実しているとはいえ、カウンセリングの予約もあるので事前にスケジュールを決めて対応することになります。仕事をしながら我が子の不登校問題を解決していくのは大変です。なかなか勇気が必要ですが、職場に事情を話して、勤務シフトや早上がりしやすいようにしていきましょう。
また、文部科学省の「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると小・中学校における不登校児童生徒数は2022年度に29万9048人と過去最多となりました。
この数字を見て分かるように決して珍しいことではなく、周囲でも経験したことのある人がいるかもしれません。
支援を受けながら、ママ友や職場で経験者から話を聞いてみると「自分だけのことではなかった」と心が落ち着きます。