2. 【不登校】「学校に行きたくない」と口にした子どもの勇気

「行きたくない」と言えた子どもの勇気を認めることが大切。

不登校

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子どもが自分の意思で「行きたくない」と言葉に出すまでには様々な葛藤をしてきたことを忘れてはいけません。子どもにとって学校に行きたくないと言えば、「親から叱られる」と思い、ずっと心にため込んできています。

そう思うに至った経緯を根掘り葉掘り聞くのではなく、怒られるのを覚悟の上で自分の本心を伝えてきた子どもの勇気を認めてあげましょう。子どものことをまず考えて、以下のような行動を親も勇気をもってしていくようにしてください。

  • 子どもの「休みたい」という気持ちを受け止める
  • 実際に休ませてから「何かあったの」と優しく聞く
  • 子どもの1学期からの変化を振り返る
  • 嫌がる子どもを無理矢理学校に行かせることはしない

子どもが日々生活する世界は狭く、基本的に「家庭」と「学校」の二つの場所で毎日を過ごしています。学校では授業を受けるだけでなく家族以外の人との人間関係を構築していく場所であり、クラスメイトとの接し方などがストレスになることもあります。

親が知らない間に子どもは少しずつしんどさを抱えながら学校生活を送っていれば、夏休み明けからの学校再開が恐怖になってしまうのも仕方がないことです。

まずは根掘り葉掘り聞かずに「休みたいなら一度休ませる」ということをして、今後の対応を考えていきましょう。