4. 帰宅後の対応<留守中の水やりと枯れ対策>
帰宅後はすぐに、植物や土の様子を確認しましょう。
土が乾燥していれば、夕方~早朝の比較的涼しい時間にたっぷりと水やりをします。鉢受け皿やペットボトル給水機に水が残っている場合は、すぐに水を捨ててください。この場合は、帰宅後の水やりは必要ありません。
日陰に移動していた鉢植え植物は、すぐ直射日光に当てると葉焼けしてしまいます。帰宅後1週間程度は1日2~3時間くらい日が当たる場所に置き、少しずつ慣らしながら元の場所に戻してください。
寒冷紗をかぶせていた植物は寒冷紗を外し、風通しをよくしてあげます。あまり乾燥しない場所ではマルチング材も外し、根元の風通しもよくしましょう。
帰宅後は基本の「土が乾いてから、たっぷりと水をやる」水やりサイクルに戻してくださいね。
5. まとめにかえて
旅行や帰省で留守にする場合の、植物の水やりや枯れ対策と、100均ショップでも購入できる枯れ対策グッズをご紹介しました。
植物のお世話では基本的にNGな「鉢受け皿に水をためる」「植物を日陰に置く」ということも、留守中の短期間ならOK。たっぷりお出かけを楽しんだ後は、基本のお世話に戻してあげてくださいね。
大切な植物の枯れ対策をしっかり行って、夏のお出かけを楽しみましょう!
参考資料
鈴森 真樹