1. 植物の水やりの基本
まず初めに、植物の水やりの基本について簡単にお伝えします。水やりの基本は「土が乾いてから、たっぷりと水をやる」こと。
鉢植えなら、プランター底面の穴から水が出るまでたっぷりと水をやり、鉢受け皿に溜まった水はすぐに捨てましょう。地植えなら地面にしっかり水がしみこむまで、ゆっくりたっぷり与えます。
植物は土が乾いているときに根が水を求めて成長するため、土が乾く時間も大切。また、土がずっと湿っていると根や土が腐って植物が枯れるだけでなく、コバエなどの虫が発生する原因にもなります。
この基本の水やり方法を頭に置きながら、留守中の水やりと枯れ対策を考えていきましょう。
執筆者
LIMO編集部
ライター、樹木医、1級造園施工管理技士
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での植生管理や環境教育などの活動を3年間経験した。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。たくさんの個性豊かな植物のメンテナンスに携わった。樹木医、1級造園施工管理技士保有。
その後フリーランスライターを経て、現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事を執筆。自身の経験と知識をもとに、わかりやすい記事の執筆を心がけている。
趣味は植物を育てることとアウトドア。好きが高じて、学生時代にキャンプ場でアルバイトをしていた。同時期に始めた登山は15年以上続けているが、現在は育児中のためハードな登山は自粛し、子連れハイキングを楽しんでいる。