暑さに加え雷雨や強風の天候不順。さすがに外に出てのんびりガーデニングはできない時季ですが、そんな時こそ、室内で観葉植物を愛でて爽やかな気分になりましょう。お部屋のなかにグリーンがあると、リラックス効果も抜群ですよね。

ですが、「せっかくお迎えした観葉植物がなかなか上手に育たない」、「愛情をめいっぱい注いでいるはずなのに、なぜか枯れてしまう……」というお悩みを抱えている方、結構いるんですよね。

じつは、その一生懸命なお世話が、観葉植物に対してやってはいけない“NG行動”になっていることが少なくないのです。

よかれと思ってやっているお世話が裏目に出ていることもしばしば。何がいけないのか、この機会にチェックしてみましょう。

適切な育て方をしっかり確認したうえで、今の季節に室内で育てたいオススメの観葉植物も参考価格とともにご紹介しています。

お気に入りのインテリアグリーンを大切に育てられるよう、是非この記事を最後まで読んでくださいね。

1. この記事で紹介する《観葉植物のお世話》NG行動&初心者でも育てやすいインテリアグリーン

【写真1枚目/全8枚】お気に入りの観葉植物のお世話。NG行為していませんか?2枚目以降でインテリアグリーンを上手に育てるヒントを紹介していきます!1/8

観葉植物の手入れ

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1.1 やってはいけない《観葉植物のお世話》NG行動

  • 毎日毎日水やりを欠かさない
  • 日光が当たらない場所に置いてしまう
  • 強い直射日光で無理な日光浴をさせる
  • エアコンの風が直撃する場所に置いてしまう
  • 育ってほしい一心からのたっぷり肥料

1.2 初心者でも育てやすい<室内向け>インテリアグリーン

  • 生命力を感じる艷やかな濃いグリーン「パキラ」
  • 存在感抜群のインテリアグリーン「サンスベリア(サンセベリア)」
  • 力強く育てやすい「ザミオクルカス」

2. やってはいけない《観葉植物のお世話》5つのNG行動

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TG23/shutterstock.com

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2.1 《観葉植物のお世話 NG行動 その1》毎日毎日水やりを欠かさない

大好きな観葉植物を一生懸命育てている人が陥りがちなNG行動がコレ。

愛情たっぷり、水もたっぷり……。夏場は気温も高いし、室内はクーラーで意外と乾燥しているだろうから、とついつい過保護になってしまうんですよね。

でも毎日水やりをするのは逆効果。過湿で根が腐ってしまい、植物が枯れる原因になってしまうのです。そのうえ、コバエや悪臭まで発生します。

植物の水やりは、土が乾いてからというのが基本。室内であれば週1回程度で十分です。水やりする際は鉢底の穴から水が出てくるまでたっぷりと与えてよいですが、水受け皿に残った水は捨てましょう。

2.2 《観葉植物のお世話 NG行動 その2》日光が当たらない場所に置いてしまう

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Fotyma/shutterstock.com

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「真夏の日光は強すぎて植物にもダメージになりそうだし、室内で育つのだから照明などの光が当たっていれば大丈夫」なんて思っていませんか? なかには、インテリアとして映えるからと日の当たらない部屋の隅や本棚に観葉植物をレイアウトする方も。

ですが、たとえ“日陰で育つ”といわれる種類の観葉植物でも日光に全く当てないのはNG。植物は光合成をして生きているため日光がないとダメなのです。

室内で育てる場合、レースカーテン越しの優しい日の光がさすような場所に置いてあげましょう。

2.3 《観葉植物のお世話 NG行動 その3》強い直射日光で無理な日光浴をさせる

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Pond Thananat/shutterstock.com

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植物の生育に日光が必須なら、ちゃんと当ててやらなくちゃ!と思うあまりに、屋外に出して日光浴をさせてしまう……。これもNGです。

いつもお部屋の中に置いている観葉植物に、この季節の直射日光をガンガン当ててしまうとかえって葉焼けの原因になってしまうことが。

茎や枝がひょろひょろと細く間延びする「徒長」という状態でなければ、無理に外で日光浴をさせなくても大丈夫です。気になるときは、強すぎる陽射しを避けられる寒冷紗を用いて日光に当てるようにしましょう。

2.4 《観葉植物のお世話 NG行動 その4》エアコンの風が直撃する場所に置いてしまう

「涼しい風を当てて植物も暑さを凌げるようにしよう」とか「過湿がよくないのなら、風を当てたほうがよさそう」などという安易な考えからの行動もNGです。

扇風機の優しい風と違い、冷たいエアコンの風が直接当たると観葉植物が傷む原因になってしまいます。

蒸れ防止のために少し風に当てたいと思ったら、あまり気温が高くない朝夕などに窓を開けて空気が通るようにしましょう。

2.5 《観葉植物のお世話 NG行動 その5》育ってほしい一心からのたっぷり肥料

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InFocus.ee/shutterstock.com

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水やりと同じで、これもこまめにお世話をする人ならではの“あるあるNG行動”。愛情を注ぎすぎて失敗してしまうんです。

花や実を楽しむ植物の中には、肥料がたくさん必要なものもあります。しかし、葉を楽しむ観葉植物の多くは、そんなに多くの肥料を必要としないことをまず理解しましょう。たくさん与えたほうが育ってくれるのではないかと思うかもしれませんが、量に迷ったらむしろ少なめが鉄則。

量や濃度の調整が難しい液体肥料ではなく、土の上に置くだけでよい固形肥料がオススメ。記載されている量や頻度を守ることが大切です。

さぁ、NG行動をしっかりチェックできたでしょうか?では、ここからは初心者でも育てやすい、室内向けのおすすめ観葉植物をご紹介します。

3. 初心者でも育てやすい<室内向け>インテリアグリーン3選

3.1 生命力を感じる艷やかな濃いグリーン「パキラ」

葉がパッと開いた姿に元気をもらえる「パキラ」
Pachira glabra/パンヤ科(アオイ科)6/8

パキラの木

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葉がパッと開いた姿に元気をもらえるパキラ Pachira glabra/パンヤ科(アオイ科)

葉がパッと開いた姿に元気をもらえるパキラ。中南米原産で、暑さと日光が大好きな観葉植物です。

園芸店などで売られているのは、3〜5株の苗を編んだものや、膨らんだ幹を挿し木にしたものが多く、斑入りの品種も販売されています。

初心者にも育てやすく、生育旺盛。乾燥に強いので、水やりは土の表面が乾いたら与えれば十分です。直射日光にも強く、日当たりのよい場所に置くと強い株に育ちます。

※参考価格:300~3000円前後(3~4号鉢)

3.2 存在感抜群のインテリアグリーン「サンスベリア(サンセベリア)」

スッと伸びた鋭い葉先がスタイリッシュ サンスベリア
Sansevieria/キジカクシ科(クサスギカズラ科)7/8

サンスベリア

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スタイリッシュな雰囲気が魅力のサンスベリア。乾燥地に生息し、水分をたたえた多肉質の葉を持ちます。年中楽しめる観葉植物で、葉に横縞模様が入ったものや、葉が棒状の物などさまざまな品種が出回っています。

乾燥に強く、過湿に弱いので水のやりすぎは禁物。日当たりのよい場所で乾かし気味に育てるのがポイントです。葉焼けが気になるときは、午前中に柔らかい光が当たる所に置くようにしてください。寒さには弱いので、冬場は必ず屋内に入れましょう。

※参考価格:400~4000円前後(3~4号鉢)

3.3 力強く育てやすい「ザミオクルカス」

  つやつやとした葉が連なり伸びていく姿がユニークでエネルギッシュな「ザミオクルカス」
Zamioculcas zamiifolia/サトイモ科8/8

ザミオクルカス

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「輝く未来」という素敵な花言葉を持つザミオクルカス。つやつやとした葉が連なり伸びていく姿がユニークでエネルギッシュな植物です。

葉が小判の形をしていることから、中国では「金銭樹」の名で親しまれています。丸みをおびた艶のある葉がどんどん増えることから金運を高めるとされており、さらに開花させると金運上昇の前触れといわれているので、大切に育てがいがありますね。

丈夫で手間がかからず、とても育てやすいことから人気のある観葉植物。明るい場所に置くと引き締まった株になりますが、葉焼けを防ぐため強い直射日光には注意しましょう。

※参考価格:1400~4000円前後(3~4号鉢)

4. 観葉植物は、むしろ放置気味くらいのほうが元気に育つ

今回は、室内で植物を育てる際のNG行動と、オススメ観葉植物をそれぞれご紹介しました。

お気に入りのインテリアグリーンを手塩にかけて育てたい気持ちはよくわかりますが、観葉植物は、むしろ放置気味くらいのほうが元気に育つということがおわかりいただけましたでしょうか。

とはいえ、植物のお世話を日課にしたい方もきっといらっしゃることでしょう。では毎日「観察すること」をルーティンにしてみてはいかがでしょうか。病気や虫害など、ちょっとした変化も見逃さないようになります。

お子さんがいる方は、夏休みの課題として日々の様子を絵日記などで親子一緒に記録してみるのもいいかもしれません! 是非この記事を参考に、素敵な観葉植物をお迎えしてみてくださいね。

LIMO編集部