2.3 《観葉植物のお世話 NG行動 その3》強い直射日光で無理な日光浴をさせる
植物の生育に日光が必須なら、ちゃんと当ててやらなくちゃ!と思うあまりに、屋外に出して日光浴をさせてしまう……。これもNGです。
いつもお部屋の中に置いている観葉植物に、この季節の直射日光をガンガン当ててしまうとかえって葉焼けの原因になってしまうことが。
茎や枝がひょろひょろと細く間延びする「徒長」という状態でなければ、無理に外で日光浴をさせなくても大丈夫です。気になるときは、強すぎる陽射しを避けられる寒冷紗を用いて日光に当てるようにしましょう。
2.4 《観葉植物のお世話 NG行動 その4》エアコンの風が直撃する場所に置いてしまう
「涼しい風を当てて植物も暑さを凌げるようにしよう」とか「過湿がよくないのなら、風を当てたほうがよさそう」などという安易な考えからの行動もNGです。
扇風機の優しい風と違い、冷たいエアコンの風が直接当たると観葉植物が傷む原因になってしまいます。
蒸れ防止のために少し風に当てたいと思ったら、あまり気温が高くない朝夕などに窓を開けて空気が通るようにしましょう。
2.5 《観葉植物のお世話 NG行動 その5》育ってほしい一心からのたっぷり肥料
水やりと同じで、これもこまめにお世話をする人ならではの“あるあるNG行動”。愛情を注ぎすぎて失敗してしまうんです。
花や実を楽しむ植物の中には、肥料がたくさん必要なものもあります。しかし、葉を楽しむ観葉植物の多くは、そんなに多くの肥料を必要としないことをまず理解しましょう。たくさん与えたほうが育ってくれるのではないかと思うかもしれませんが、量に迷ったらむしろ少なめが鉄則。
量や濃度の調整が難しい液体肥料ではなく、土の上に置くだけでよい固形肥料がオススメ。記載されている量や頻度を守ることが大切です。
さぁ、NG行動をしっかりチェックできたでしょうか?では、ここからは初心者でも育てやすい、室内向けのおすすめ観葉植物をご紹介します。