2. 65歳以上無職高齢世帯「貯蓄の平均額」はいくら？2462万円
- 貯蓄平均値：2462万円
- 貯蓄中央値：1604万円
2024年5月17日に公表された総務省統計局「家計調査報告（貯蓄・負債編）-2023年（令和5年）平均結果-（二人以上の世帯）」によると、65歳以上無職夫婦「貯蓄平均値」は2462万円でした。
ただし平均値は、大きな数値（ここでは一部のお金持ち）に引っ張られる性質があります。そこでより実態に近い中央値に着目すると「1604万円」まで下がります。
また貯蓄4000万円以上の世帯が18.8％いる一方で、貯蓄400万円未満の世帯も18.9%。「持つ世帯」と「持たざる世帯」の間の貯蓄格差についても気になりますね。
「貯蓄の取り崩し＋年金」を軸に暮らしていくことを考えたとき、老後に向けて準備しておきたい貯蓄額は、年金受給額額によっても大きく変わってきそうですね。
次では、公的年金（厚生年金と国民年金）の受給額事情についても整理してお伝えしていきます。
