5. 初めて年金から住民税が天引きされる人は6月スタート
年金受給者の地方税減税は、原則10月支給分からスタートです。
しかし、2024年に初めて年金から住民税が源泉徴収される人は、6月支給分(4月、5月の年金)から減税を受けられます。
6月支給の年金から減税分を控除し、控除しきれない場合は8月支給分で控除します。
6. まとめにかえて
2024年6月から定額減税がスタートし、給与所得者は6月支給の給与や賞与から所得税と住民税の減税を受けられます。
一方、年金受給者は、所得税については6月支給分から、地方税については10月支給分からとなります。
日本年金機構から送付される「年金振込通知書」でいくら減税されたか確認しておきましょう。
参考資料
- 日本年金機構「公的年金から源泉徴収される所得税等の定額減税」
- 内閣官房室「定額減税・各種給付の詳細」
- 総務省「個人住民税の定額減税について」
- 国税庁「給与等の源泉徴収事務に係る令和6年分所得税の定額減税のしかた」
西岡 秀泰