6月といえば、夏のボーナスが支給される時期です。
旅行や外食に出かけたり、自分の趣味に使ったりと、人によっていろいろな使い道を考えているのではないでしょうか。
公務員も「期末手当・勤勉手当」という名称で、民間企業と同様に夏のボーナスを受け取ります。
「安定した給与の公務員は、ボーナスも高そう」というイメージを抱いている人もいるでしょう。
この記事では、公務員のボーナスの平均額や手取り金額について紹介します。
後半では、6月からスタートした定額減税とボーナスとの関連性についても解説します。
ぜひご覧ください。
1. 公務員のボーナスはいつ支給?
公務員は、民間企業と同様に夏・冬の2回ボーナスが支給されます。
国家公務員の場合は「人事院規則九―四〇(期末手当及び勤勉手当)」によって支給日が以下のとおり定められています。
夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスは12月10日の支給です。
該当の日が土日祝日にあたる場合は、その前の平日に支給されます。
一方、地方公務員は自治体ごとに支給日が異なります。
地方自治体の給与や賞与については条例によって支給日が決められているためです。
ただし、上記の人事院規則にならって、夏のボーナスは6月、冬のボーナスは12月に支給する自治体が多いようです。
民間企業の場合、ボーナスの支給日は会社ごとに異なります。
夏のボーナスは6月〜7月に、冬のボーナスは12月中に支給されるのが一般的です。