2.4 初対面で信頼を勝ち取るコツ【その4】自己開示をすることで存在価値を伝える
コツ1~3だけで終わると「話をしていて気分がいい人」という印象で終わってしまいます。
自己開示は自分が何者なのか知ってもらい、いかに役に立つ人間か判断してもらうことです。自分自身がどういった想いで今の仕事をしているのかを伝えましょう。
自分自身の「志の高さ」と「●●のことはとりあえずこの人に相談」という認識を持っていただけるようになると理想です。
「話をしっかり聞いてくれる」、「話しやすい」、「頼れそう、誠実そう」と初対面で感じていただくことで、次回の商談にも繋がりやすくなります。それほど初対面の場はとても重要な場だと意識して臨みましょう。
3. おわりに
コロナ禍に学生時代を過ごしたことも、対面コミュニケーションへの苦手意識に繋がっているのかもしれません。
今年の新人営業の特徴や成果を出すための初対面のコツについて、実際のエピソードを元にご紹介していきました。
参考資料
三石 由佳
執筆者
株式会社モニクルリサーチ
記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
神奈川県出身。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。中央大学文学部社会学科卒業後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師として全国の個人投資家向けにセミナーを実施。企業型確定拠出年金(企業型DC)だけでなく、個人型確定拠出年金(iDeCo)も含めた制度や仕組み、投資信託の解説や市況などを伝える。フリーランスを経て、フィンテックベンチャーにて広報を担当。
現在は株式会社モニクルリサーチにて金融関連の取材や自社メディアに関するPR業務も担当。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、新NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。(2025年2月21日更新)